絶対音感の付け方
絶対音感とは?
みなさんの周りに、絶対音感を持っている方はいらっしゃいますか。
なかなか珍しいものだと思われていて、生まれつきの才能と思われていることもあります。
「今の鳥ラの音で鳴いていたわ。」とか、「あのトンカチの音ソッソッって言っているね。」なんて会話が成り立つ人は、絶対音感を持っています。
絶対音感とは、音を聴くとすべてをドレミで答える能力があることをいいます。
ソラシドレと弾いた音を聴いて、ドレミファソに聴こえる方は、相対音感です。
絶対音感がつくと頭がよくなる?
絶対音感をつけることの目的は、音がドレミで聴こえるようにすることだけではありません。
絶対音感がつくことには2つの大きなメリットがあります。
1つは、成長期の子供の脳にすごく良いということ。
もう1つは、普通の相対音感を持っている人よりも、音楽の表現の幅が広がることです。
「アインシュタイン・ファクター」
という本で書かれています。
幼少の頃から音楽を学び、楽譜を初見で読む訓練やピアノ・ゲームという絶対音感を付ける訓練をします。
するとIQが永続的に10ポイント上げられるいう事実が明らかになっています。
また、単語の理解力や、数学スキルの能力に使う脳の側頭表面を大きくする作用があると書かれています。
将来、子供の脳の発達に良い影響を及ぼすことは間違いありません。
作曲で自分を表現する素晴らしさ
また、音楽で表現することが簡単になるということは、「作曲ができるようになる」ということです。
すべて頭の中で音が形として見える状態になります。
すると、頭の中でメロディーを考えたものを、即座に楽譜に書くことが出来るようになります。
また、純粋に作曲することを楽しめるようになるのです。
ここまでいくと、本当の音楽の楽しさが理解できます。
日本語をしゃべるような感覚で、すらすらと曲を作ったり、即興で曲をアレンジしたり、伴奏をつけたり・・・。
楽しい気分や悲しみの感情をそのまま、ピアノで表現できるようになるでしょう。
絶対音感は、「天才」の人が始めからもっている能力ではなく、訓練すればほとんどの子供が身につけられる能力です。
ただし、年齢が6歳半までに始めないと、なかなか身につかないというデータも出ています。
余裕を持って、きしたピアノ教室では2歳半から5歳半までのの小さな生徒さんのみ、希望者の方の絶対音感トレーニングを
レッスンのカリキュラムに導入しております。
江口メソッドのハタを使って練習しています。
ご家族の方の毎日の協力が必要となります。
脳の基礎体力をつけたい方で5歳半以下のお子様の場合、是非体験してみてください!
公開日:
最終更新日:2019/02/03