ピティナコンクールに参加して
2017/02/02
毎年、夏の恒例行事になりつつあります・・・ピティナ!!
毎年、ピティナの予選が始まると、暑いです。
気持ち的にも、気温も。
昨年は、私の家庭の事情であまりピティナには力を入れてなかったので、見学にも行かず、スーっと過ぎていました。
今年は、久しぶりに舞台に出てみようということで、地区予選で1回だけ連弾にチャレンジ。
やっぱり舞台で弾くのはちょっとした緊張感があってよいものです。
結果は出なかったけれど、とても楽しい練習が出来ました。
連弾の醍醐味は、お互いの手がぶつかったり引っ掻いたりしてしまっても音楽を追求していくところ。
遠慮はありません。
「この音うるさいんじゃない?」とか「もっと切り方を合わせようよ」とかお互いの意見を出し合いながら練習するのが、一人ではできないいいところだと思います。
そしてそれがぴったり合った時の気持ちよさ、吹奏楽などに似たものがあるかもしれませんね。
連弾のみなさんの演奏を聴いて
やはり2本の手ではなく、4本の手で弾くことで音がうるさくなりやすいです。
低い音や右手の音が特に無駄に出てしまいやすい。
普段は右手を強く強くと言っているのに、セコンドパートは右手を弱く弾くのが大変ですし、いい勉強です。
よく練習しているチームは、どこがメロディーなのか、どこを引っこめるべきか研究し尽くしていて、バランスがとてもよく弾けているなと感じました。
またゆっくりしたり、テンポの関係もとても息がそろっているので、まるで一人で音楽を作っているように聴こえてきます。
みなさん、合わせの練習をすごくたくさんしてきているのでしょうね。
来年こそはもう少し時間を取って、もっといい演奏を目指したいです。
レッスンにも連弾を取り入れて
私もレッスンでよく簡単な伴奏を入れて連弾をします。
これは即興で伴奏を入れるだけなので連弾とは言わないかもしれませんが、音楽のとらえ方や和声の部分では、生徒さんに伝わっていると感じます。
また読譜があやしくなっている時は、初見大会です。
連弾譜のある「みんなのオルガン・ピアノの本1・2」などを、ざーっと10曲くらい弾いていくレッスンをすることもあります。
生徒はさんは簡単な譜なので楽しく弾けて喜ぶし、読譜の練習にもなって一石二鳥です。
私も小さい時、先生がバイエルの下のパートを入れてくれるだけでとってもうまくなった気がして、うれしかったものです。
連弾は、ピアノの音が普段に比べて厚くなるので、音楽を作っていくには本当に、ためになる練習ですね。
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