ヤマハ音楽教室幼児科1年目
2017/01/19
ヤマハ音楽教室と私
私も、ヤマハには大変お世話になっています。
5歳の時、最初にピアノを習ったのはヤマハの個人レッスン。
それから、当時は専門コースに途中から入ることができたので、オーディションを受けジュニア専門コースへ。
ヤマハのフルート教室、エレクトーン教室、ドラム教室にも通ったことがあります。
音大を出てすぐに、ヤマハシステム講師の道へ。
音大では、生徒へのピアノの指導というのは、全くといっていいほど教わらなかったので、研修は真剣そのものでした。
5月に初めて、当時の3歳児ランド、幼児科1年目、ジュニア科1年目のグループを受け持ちました。
本当に、研修してはレッスンし、研修してはレッスンし、なんとか終えた1年目。
2年目は、ほんの少しだけ余裕ができ、自分のやり方も取り入れ、3年目へという感じでした。
生徒への歌の指導や弾き歌い、さんはい!というアインザッツの入れ方は、この3年間でしっかりと習得しました。
でも、今思うのは、全員にしっかりと教えられなかったという後悔。
今のヤマハ音楽教室
このところ、お問い合わせが増えているのが、「ヤマハにしようか、個人にしようか悩んでいます。」
また、「幼児科に1年通ってみたけれど、自分の子に合っているのかわからない。」
「練習できなくて、ついてゆけない。」などというもの。
私の子供も、実はツルタ楽器さんでお世話になりました。
幼児科に入った目的はただひとつ、ジュニア専門コースに行くためでした。
今は、昔と違って、途中からでは入ることが出来ないからです。
また、個人レッスン的な指の形、弾き方、読み方は私が教えることができると思ったからです。
知り合いのピアノの先生が、ご近所にたくさんいらっしゃるにもかかわらず、選んだのは幼児科。
やっぱり、導入からお友達と楽しくレッスンというのは大切です。
ヤマハはカリキュラムがしっかりしているので、導入は、グループで始めるととてもいいです。
鍵盤遊びのかっこいい曲から始まり、ドドドを弾き・・・というように、流れができています。
ヤマハ幼児科1年目が終わるころ
そろそろ、「ぷらいまりー」の2の中盤に入る頃でしょうか。
「みつばちマーチ」が弾けると、知っている曲なので、とてもうまくなった気分になります。
少し前の本なので、今は変わっているでしょうか。
ここまではドレミファソの曲でずっときたのでいいのですが、次に手がソラシドレを弾く準備の曲になります。
この曲は左手もやって、両手でもやっておくといいですね。
そして、いきなりソラシドレの両手の曲、「よるのおはなし」。
これは個人レッスンでも難しい曲の類に入ります。
右手と左手が両方動くというのは、相当練習がいります。
このあたりでつまずいてしまうお子さんが多いですね。
今までのドレミファソの曲を、ソラシドレにお引越しして、音の並びに慣れているといいのですが・・・。
読譜の方も、まだ読んだことのない音符が出てきて、またまた耳だけにたよることになります。
指追いしながら、ドレミで歌うクセはしっかりつけておかないと、後々、手だけを見て弾くようにもなってしまいます。
指使いの番号もそろそろ欲しいところですね。
そして、ヤマハ独特の左手の和音の練習。
和音づけの練習は、将来、コードネームにもつなげられるし、伴奏付けが得意になるので、私はとてもいいことだと思っています。
そして、また弾くポジションが変わって終盤「さんぞくのうた」へ。
下は私が教えていたころのもの。
題名の下に何を目的に教えるかが、貼ってあります。
「ぷらいまりー2」ではソラシドレの曲が1曲しか出てこなかったことになります。
本当に弾く曲が極端に少ない。
これでは、やる気のある子は、飽きてしまうだろうし、弾けない子はどんなにがんばっても、読めないのだから弾けないことになってしまいます。
音楽教室というだけあり、歌やリズムうちなども入れて楽しく音楽をというのがヤマハだと思っています。
手を見なければ弾けない子、楽譜の音符を読んでない子
厳しい言い方かもしれませんが、今のうちに直した方が将来のためにいいです。
手を見るということは、目で鍵盤を確かめています。
つまり、鍵盤の並びが分かっていない。
私がパソコンの英文字の並びを分かっていないのと同じです。
パソコンは、時間がかかっても、間違いを直しても、なんとかなるけれど、音楽は常に前へ前へと進んでいくもの。
簡単な曲でも、止まったら音楽ではなくなってしまうのです。
私が生徒さんによくやる方法は、手をソラシドレに置いてもらって、言った音を弾いてもらう。
次に、言った音を手をハンカチで隠し弾いてもらう、次に言った音を天井を見て弾いてもらうなど。
読譜は、ドレミでゆっくり歌いながらひたすら指追い、読譜カード、音の書き取り、5指以内の初見をたくさんするなど。
「ぷらいまりー3」に入ると今度はすぐにファソラシドの曲が出てきます。
1曲か2曲で次のポジションの曲に入るので、本当に忙しいです。
せめて、1つのポジションで3曲あればいいのにと思います。
ちなみに個人では10曲から30曲やって次のポジションに移ります。
次の時には幼児科2年目の生徒さんに向けて書きたいと思います。
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