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きしたピアノ教室@安城市

4歳から7歳の生徒さんのピアノ、お母さんはどこまで関わればいい?

      2018/03/18

幼児の場合、お母さんと離れたくない・・・

4歳といえば、ヤマハ幼児科に入る歳です。

幼児科の特徴が、親御さん同伴で1時間グループレッスンをするというところ。

これはとってもいいことです。

まだ、初めての習い事だったりする場合、特に、お母さんから離れられないこともあります。

1時間、自分だけのお母さんでいてくれるという、兄弟のいる子の安心感もあります。

指導法には、「お母さんと一緒に手をたたきましょう」「お母さんと一緒に歌いましょう」などという言葉かけも多いです。

ところが、親として考えると、1時間も(往復時間含めて3時間ほど)下の子を毎週預けてレッスンに通えるかしら。

とか、私がついていてもわからないし・・・。と思うこともあるかもしれません。

大丈夫。だんだん分かるようになります。お母さんが理解できないことは先生に聞けばいいのです。

幼児科には日曜日のレッスンもあります。

ピアノが全くわからないお母さんも子供と一緒にピアノが習えるチャンスです。

 

そしてピアノの個人レッスン。

いろいろな教室があります。

私の考えとしては、年少さん、年中さんのレッスンにはお母さんがついてきていただいたほうがいいです。

30分です。

下のお子さんがいてもかまいません。

少しだけレッスンに耳を傾けて・・・。

グループレッスンよりは、ひとりひとりをよく見てあられるので、あれこれ言い方やお手本をかえて、分かるようにレッスンしますが、まだ忘れてしまったりすることがあるのもこのお年頃。

ここが宿題だったよと、少しおうちでフォローしていただけると助かります。

 

年長さんからは、だいぶ自主性がでてくる頃です。

一人で楽譜も開き、弾こうとする生徒さんも多いので、お母さんがその子の性格をよく見て考えてあげて下さい。

このあたりは、本当にそれぞれです。

「お母さん、もうついて来ないでいいよ。ひとりで出来るから。」と言った段階が離れ時です。

今まで毎回しっかりレッスンについてきて下さったお母さんは、少し様子がわかる程度に1か月に1度レッスン室に入っていただくとよいかと思います。

幼児、おうちでのピアノの練習が大変なことに・・・

これは、もう昔からの課題ですね。

ピアノの練習をどうやってさせるか、おうちでも悩んでいらっしゃるご家庭、たくさんありますね。

 

ピアノが、スイミングやそろばん、そしてお習字などと違う習い事なのは、毎日おうちで練習しないと上手にならないこと

楽器すべてに共通です。

ヤマハは最初「鍵盤遊び」という、遊びながらエレクトーンの音を出すことから始まり、「ドドド」にいくのですが、ここが肝心。

練習を1回もしなくてもレッスンについていけるうちに、おうちでの練習の習慣をつけてあげてください。

 

個人レッスンの場合も同じ。

初見で弾けるような曲の段階から、「ピアノを習い始めたんだね」ということで、毎日5分でもいいからピアノにさわること。

毎日歯磨きをするように、お風呂に入るように、寝る前に「あれ?今日ピアノの練習してない。気持ち悪いなあ」という感覚を4歳の子供にも感じさせることです。

病気の時にはピアノをなでてあげるだけでもいいです。

これが5歳すぎて、お母さんが練習練習と一生懸命言っても、反抗期も入り、親子ゲンカに発展することになります。

横に座って、「これはミじゃないの、ソでしょ!」などと、子供の考える時間を与えない声掛けは禁物。

「あなたが習いたいって言ったんだから」「お月謝払っているんだからね」も禁物。

働いて疲れているお母さんには本当に大変だと思うのですが、「○○ちゃんのピアノ今日も聴きたいなあ」という声掛けはとても大切です。

教えなくていいので、さらっと「聴きたいな」「あれ、聴かせてくれない?」

なんとなく、家族のみんなが、自分の弾くピアノに興味がある・・・そんな雰囲気だけでも、子供には十分伝わります。

ちょっと練習しよっかな?という気持ちになります。

小学1年生、2年生のピアノの練習

この時期にピアノ教室に入ってくるお子さんは、友達が弾いているのを聴いて自分も弾きたくなった、つまり、親から言われて習いにきたのではない事が多いです。

学校の勉強や宿題のこともだんだんわかってきているので、「ピアノも練習すればうまくなるんだ」「私もあの曲が弾きたいんだ」という思いが強く、練習をさせやすいですね。

お友達が弾いている曲を弾けるように、追いつこう追い抜かそうという気持ちも強いです。

また、学校でピアノ伴奏の役割をもらったりすると、見違えるように練習をします。

耳を育てるという面では、もう成長がほとんど止まっている歳です。

相対音感を育てながら、ピアノを自分で練習し上手になるにはいい時期です。

ピアノの練習で子供の自主性を育てるには

幼稚園、保育園の頃から、親子二人三脚でピアノの練習をしてきたかたには、1年生になる頃を見計らって、だんだん子供ひとりで練習が出来る態勢にもっていってほしいです。

やはり、楽譜は自分で開く。

音符やリズムも今までやってきたことを思い出しながら、少しずつ自分で読んで、べったりだったお母さんから離れていくといいですね。

お母さんは、急に「やーめたっ!」とハシゴをはずさないように、だんだんと。

練習するしないは、2.3年生くらいになると完全に生徒さん本人の問題になってきます。

お母さんはぐっと楽になります。

ピアノが好きな気持ちが少しでもある生徒さんは、学校の宿題のように、自分で計画を立て練習をします。

そして、この時期にかなりテクニック的に難しい曲も、少しずつクリアしていかなければならず、できなくて悔しい思いも自分で乗り越えて行きます。

このあたりが、生活すべてにおいて、ピアノを習っておいてよかったなあと思えるところですね。

 

ピアノの練習ははっきり言って、みんなキライです。

私もキライでした。

でも、今までにマルをもらった曲を最初から弾くのや、キラキラ星を、すべての調で弾いてみるなんていう「遊び弾き」は大好きでした。

夏休みや、雨が続く季節には、とにかくよくピアノで遊んでいました。

レッスンの曲を弾くかといえば、サッパリ××。

なんとなく、自分で曜日の計画を考え、レッスン日に間に合うように、適当に練習してきた感じです。

高校からは、さすがにそうもいかなくなりましたが・・・。

母としての私

ピアノが常に鳴っている状態で生まれてきた我が子。

小さいころは、鍵盤をたたいて遊ぶ生活でした。

ピアノ以外に、とても好きなことがあることも、私には分かってしまいました。

きっと、音楽の道へは行かない、そう思った私は、年中でまずヤマハ幼児科へ入れます。

幼児科はゆっくりなので、まだ大丈夫。

ところが、小学1年生でジュニア専門コースに入ったとたんに、個人とグループのレッスン、そして発表会やコンクールが年に4回。

ピアノで大忙しの生活になりました。

特に、つまずいたのが、個人レッスンでの題名がないような練習曲。

細かくいうと、左手がドソミソ伴奏になった時や、♯が2つ、3つと付く曲になった時。

ツェルニー練習曲の小さい版みたいなもの。

練習しなければいけないのは、本人も私もわかっているのですが、学校の宿題もあり、忙しすぎて時間を作ることができない。

学校でできた新しいお友達の家に遊びに行くことばかり考えている。

時間があって、私が見てあげようとすると、怒る、親子ゲンカになる。

そして夜まで険悪なムードが続く。

あまりに練習してない時には、私の方が連れて行きたくなくなり、レッスン欠席の電話をすることもしばしばでした。

そして、その日からまた仕切り直して、「今週休んじゃったから、来週は休めないよ」とプレッシャーをかける。

精神衛生上、最悪です。

そんな生活もあったので、今のお母さん方の気持ちもよくわかります。

子供に波があるとわかっていても、これが2か月、3か月と続くとさすがにこちらのストレスも溜まって、ピアノさえなければという気持ちもになります。

ひどいですよね。

でも今、落ち着いて考えてみると、子供が練習したくない曲は、確かに今までよりひとつ難しいことが増えている時です。

それをクリアできるかどうかで、また3か月後くらい先の曲がぐっと豪華になっていたりします。

ピアノは本当に長ーい目でみていくことが大事です。

 

結局小学2年生終わりにヤマハ専門コースから、家の近くのやさしい個人の先生に移りました。

進度はゆーっくりでいいと私が再認識したので、とにかく本人にまかせっきり。。

特別なことがない限り、レッスン室にも入っていません。

ひとりで自転車で通ってもらいました。

「お母さんは教えないから、しっかり教わってきてね」と。

うちで弾いて、間違えているところは分かってしまうのですが、ぐっと我慢。

 

それでも、何とか今は勉強の息抜きにピアノを弾く子になっています。

ピアノが好きです。

そして、ギター小僧、ドラム小僧でもあります。

 

ここは安城南中の吹奏楽がよく聴こえてきますが、まあ、本当によく練習していること。

初めて、フルートに触る中1の生徒も3年生になれば、音楽としてしっかり演奏しています。

ロングトーンの練習から、個人練習、パート練習、合わせ練習のたまものです。

練習、とっても大切です。

小さい頃のピアノが、他の楽器へ続いていくのもうれしいことです。

 - ピアノ教室の選び方・習い事の考え方, ピアノ練習について

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