ついに全員、譜面を見て弾くようになった!!
読譜は、ピアノを弾く第一歩
えっ、今頃?
と言われるかもしれませんが、やっと生徒さん全員が、手を見ないで弾けるようになりました。
長ーい道のりでした。
意外と、初歩の初歩から教えている生徒さんは、譜読みが強いです。
たぶん私が、カードやら、言った音を弾くやら、ポジションや指使いにうるさいからです。
カード読みの時間をはかってくる宿題も最初のうちは、毎週ありだしね。
やはり長くピアノを続けていくためには、音感がバッチリだったとしても、聴いた音楽の再現には限界があります。
楽譜を見て弾く・・・これができることが長くピアノとつきあう秘訣です。
ピアニカに触る頻度がピアノよりも長い生徒さん
幼稚園で早くからピアニカを触っていると、どうしてもシールの色で音を探したり、指を見ながら弾くクセがついています。
これを直すのが本当に大変。
まず、手を見ないでドレミを弾くことができません。
こわいのデス。
そして、問題は鍵盤の幅。
ピアニカの幅に慣れてしまっていると、本当のピアノに触った時、鍵盤が大き過ぎて、自分の感覚がおかしくなります。
なるべくたくさん本当のピアノに触りましょう。
たとえ、遊び弾きでもいいので、とにかくたくさんピアノに指をならすことです。
音楽教室でついていけなくなった生徒さん
「ついていけないです」
といらっしゃる生徒さん数人。結構、多い人数です。
やはり、つまずいている生徒さんが読めていないのは、確かでした。
その他にも、指が器用に動かなかったり、「スピードが速すぎて、何をやっているのかわからない」とおっしゃる親御さん。
読譜は、まずは右ドレミファソ、左ドシラソファから。
そして、両手ドレミファソへ。
そのあとは、一音一音ではなく、音の並びで読む読み方をオススメします。
とってもやさしい読譜をたっくさん、たっくさん弾いてきました。
手を見て弾いている生徒さんは、もちろん楽譜は見て弾いていません。
まず楽譜を左から右へ目で追うということができずに、どこかで迷子になります。
音符を指追いしながら、最後まで音楽を聴く、これが結構苦労します。
そして、その目の動かし方がわかると、本当の音やリズムの読譜に入ることができます。
子供が本を読むときもそうですが、非常に字の大きな、文の少ないおもしろい絵本を、何十冊も読む。
そんなふうに、ピアノの読譜も始まります。
そして、上級の「読譜」はその曲で作曲者が伝えたいことまで読み取ることまでをいいます。
本でいうとすれば、文章の行間まで読むということでしょうか。
ひらがなを読むように、音符を読む。
でも、本当は音楽には流があるので、ひらがなを読む以上に早く音符を読むことが大切です。
今ピアノを弾いているお子さんをお持ちのみなさま、どこを見て弾いているか観察してみて下さいね。
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