小学生低学年までの生徒さんがピアノを弾く姿勢は?
ピアノの足台のいろいろ
今は、発表会でもコンクールでもきちんと足台を置いて
演奏する姿が普通になりました。
生徒さんに、良い見本、悪い見本をやってもらいました。
まだ、床に全然足が届かない、かわいい生徒さんです。
一番上がいい見本です。
よーいどんの姿勢、または足を横に開いていてもいいと
思うのですが、体重が掛けられる足の位置がいいですね。
ピアノはよく腰から弾くといいます。足がぶらぶらしていたり、
変な所に足を引っ掛けているのは良くないですね。
腰から指までに体重がのらない、ふにゃふにゃの弾き方になります。
最近の教本は、ペダルの練習が、音階をやる前くらいの段階で
出てくることも多いです。そのことを考えると、右足でペダルを踏
むので、足は右が前にいつも出ている、よーいどんをクセにするのが
最適だと思います。
ペダル付きの台
ピンボケですみません。これが昔からあるペダル付きの台。とても重く
たまに、演奏中にずれてしまうこともあり、今はめったに見なくなり
ました。
今はこのアシストペダルと台のセットが多いですね。
とても便利になりました。
高さを変えるのに時間がかかるので、背丈別に、本当は
レッスン用にはもう1つか2つ、用意したいところです。
おうちでのピアノの練習の時には
やはり、本当はピアノ用の台があるといいのですが、
お値段が高いのです。アシストペダルと台のセットで
2万円弱くらい。
小さな頃から使っている洗面所の足台、雑誌をしっかり
縛ったものなど、ペダルはないですが、代用できるものはあります。
いつもしっかり足が床や台についていて演奏することは
とても大切です。お宅のお子さんも足台一つで姿勢が
変わり、音の出し方も変わるかも・・・。試してみて下さいね。
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