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きしたピアノ教室@安城市

ピアノの悩み、「練習できないのは、なぜだろう?」

   

原因1 音符が読めないから難しい

これは、毎回のレッスンで分かることです。

「なんだか、読めてないなあ」とか「混乱しているなあ」と。

読めないのに弾けと言われるのは確かにつらいですね。

私の教え方にも責任があります。

 

ピアノがひらがなやカタカナと違うのは、音符(マル)の場所だけで音を判断しなければいけないところ。

また、右手の段と左手の段の両方の音を読まなければいけない所です。

音符の上に「ドレミ」とカタカナでふったら弾ける生徒さん。

この段階はまだ、音符よりカタカナのほうが楽に読めている証拠です。

 

耳の力も必要だけれど、読譜が早くないと将来ピアノが長く続けられないことは、ベテランの先生が口をそろえて言われることです。

私も、カードを使ったり、書かせたり、横に読む「まとまり読み」の練習をさせます。

また、宿題を出す時には、必ずひととおり見て、難しいだろうなと思われる所、指使いが複雑な所などは、教室で練習してからおうちに帰るようにしてもらっています。

せめて、おうちでの取っ掛かりの準備はできるように・・・。

原因2 忙しい

確かに、毎日忙しいです。

学童や保育園、そのあとに毎日の習い事、遊ぶ時間、宿題と、やることはいっぱいです。

いつもと練習の様子が違うようであれば、私からも声をかけてみます。

「なんか、あった?」

「うん、保育園3回休んだ」とか「旅行に行っていた」など。

そんな時もあります。

 

明らかに、練習が足りないと感じる週が3週続いた場合、説明しながらこんな絵を描きます。

上は、毎日練習した場合。

下は、時々練習しない場合。

どのくらいうまくなるかが、目で見て理解できます。

これと似たような絵を前にどこかで見たことがあるので、パクリです。

ピアノ練習の成果

原因3 通し弾きばかりしている

通し弾きは確かに楽です。

楽なので、最初からいつも弾きたくなります。でも・・・。

ピアノ練習のしかた

ピアノの練習の絵

「道路に大きな穴ぼこが開いています。」

「工事屋さんが二つあるんだけど、どっちがいい工事やさんだと思う?」

まず、穴を小石で埋めてから、砂を敷いて、アスファルトにする上の工事屋さん。

最初から、ダダダダと小石を敷いて、そのうえにダダダダと砂を敷いて、またダダダダとアスファルトにする下の工事屋さん。

これも、生徒さんは目で見てわかります。

下の絵は結局、穴ぼこが開いたままです。

「曲の中で、今、ここが穴なんだよ。ここをまず、埋めなくちゃ。」

というと次の週には、頑張って弾いてきてくれます。

これも、何かの本で見たものです。

原因4 なんとなく弾く気分でない

なんとなく弾く気分でないことが、ずっと続いてしまうことが起こります。

他の生徒さんと比べるのではなく、本人がうまくなったことを常に自覚させたいです。

本が終わる時には、特に最初のページを見て、ふり返りをすることにしています。

たとえば、「ぴあのどりーむ3」の場合。

ぴあのどりーむ3

一番最初の曲はこれです。

ぴあのどりーむ3の初め

 

ぴあのどりーむ3の最後の曲

最後の曲がマルになってから一番前を見ると、「こんなに簡単なのから始めたんだね。」というほっこりしたお話ができます。

ピアノの練習は、やっている時にはなかなか分からないけれど、必ず上手になっています。

難しい曲もだんだん弾けるようになっていきます。

ピアノを四十何年も続けている私がよーく分かっているので、練習したくなるレッスンを日々研究です。

 - ピアノ練習について

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