小学生から始めるピアノのレッスン
かわいい生徒さんが増え少し忙しい、うれしい毎日です
ピアノを軽く習ってみようといらっしゃる生徒さん。
また、楽器の問題や、練習ができるか本気で考えていらっしゃる生徒さん。
さまざまです。
この生徒さんは後者の方。
小学生です。
まだ、楽器がないため十分な練習ができません。
でも、一生けん命工夫して練習してきてくれています。
もう両手の曲をどんどん弾いています。
今日は、休符のところの後の音を間違えてしまうので、レッスンでしっかり、そこの練習をしました。
全休符という、この曲の場合4拍休む所が左手に出てきます。
そのあとの音を間違えて弾いてしまうのです。
手はドレミファソから動かない曲なのに、どうしてもお休みしている間に、手がほんの少し動いてしまっています。
注意は「やすむとき、けんばんの上」。
また、「用意は、できたら、4拍のお休みの中の1拍目でしたいね。」とアドバイス。
何回かやっているうちに、コツがつかめたようです。
手の形の注意も
これは、ピアノの先生なら、どなたでも注意する指の形。
あまり、毎回毎回同じことを言われるのも嫌だと思うので、あれこれ試しています。
指のボードを使ったり、ふたに写っている指を見たり、写真に撮ってみたり。
今日はゴムボールで試してみました。
このごろ、手作りのゴムボールのボードがよく使われています。
これは、その前の段階のもの。
丸く!というと丸めすぎて、爪で滑ってしまう生徒さんが多いですが、このゴムボールは半分に切って鍵盤に置くだけ。
それで、このきれいな指になります。
滑らないので、とても使いやすいです。
ドレミファソ全部の指の位置に置いて弾いてみました。
指のこの部分が鍵盤に当たるんだよと、わかりやすい小道具です。
と、ゴムボールを使ったすぐあとは、いい指なのですが、また戻ってしまう・・・。
本人の努力とこちらの試行錯誤ですね。
あとは、クリップなどで筋トレして、いい指でいい音を目指したい生徒さんです。
初の聴音もやってみました。
初めてなので、書き方から。
最初にト音記号を書く。
次に、拍子記号。
次に、終止線。
次が大事なのですが、空白の半分のところに線。
またその半分に線、線で準備OK。
今日は初めてだったので、聴きながら大きい白音符で書いていきました。
これは、まだしあげの途中です。
初めてにしては、ミとレが分かりやすくとってもきれいに書かれていますね。
先生の見本の方が雑ですみません。
難しい聴音になると、簡単な棒音符で書かせる場合も出てきます。
まだまだこれからが楽しみです。
絶対音感を取り入れた小さい生徒さんも増え、みんながんばっています。
決して無理はさせないように、でも耳の力は小さいうちにつけてあげたいなと思っています。
関連記事
-
ピアノの先生は指の形にうるさい?
はい、自分で気づくまでは言わせていただきマス 生徒さんの、いい形の指、悪い形の指 …
-
ピアノ教室 個人レッスンのいいところ
絶対音感をがんばっている生徒さん 和音をハタの色を使って聴き分ける練習を、30分 …
-
この頃、うれしかったこと
不器用な男の子 男の子の生徒さんは、女の子に比べて、指がうまく動かないことが多い …
-
小学1年生、Rくんのレッスン
1年半前には、片手ずつの曲を弾いていました 小学生になって初めての夏休みを過ごし …
-
ピアノを弾く手を作るお手玉
基本は丸い手 ピアノは、どんな指でも、ある程度の力があれば音が出ます。 なのに、 …
-
やっといつものピアノ教室に戻りつつあります
きしたピアノ教室、やっと通常です 子供は夏休みでも、お母さんお父さんは、忙しく7 …
-
ピアノの指使い、すぐできるゲームを作りました
ピアノ、両手になると指使いが??? 指使い、私はとっても大切だと思っています。 …
-
30分のピアノの個人レッスンですること
ピアノレッスンの始めの5分 30分のレッスン、なかなか長いようでもありますが、い …
-
ピアノ教室の仕事始め
お正月休みのあと、初めてのレッスン 今週は、今年始めてのレッスンの週でした。 全 …
-
ピアノ教室の夏休みの宿題
「ピアノを習っている」と言えるために 毎朝、前の百々目木(どどめぎ)公園のセミの …
- PREV
- Aさん(きしたピアノ教室生徒さんの声)
- NEXT
- 安城市百石町の野菜がおいしいごはんのお店