30分のピアノの個人レッスンですること
ピアノレッスンの始めの5分
30分のレッスン、なかなか長いようでもありますが、いろいろとやるとあっという間です。
まずは、5分前に来て用意をしてもらう。
教本は事前に全部を開いて、重ねた後に、バッグに入るようにして持って来てもらっています。
ピアノを弾く前にやること。
出席カードに、シールを貼ります。
自分で選んで回数(今日は4月から数えて22回目でした)のところに、貼る。
なるべく季節もののシールを私が選んで買っています。
シールを貼らせながら、私から「今週、忙しかった?」とか「風邪ひかなかった?」など、いっとき、雑談。
この間の土日、運動会だったよという生徒さんも数人いました。
そして書く宿題の確認。
きしたピアノ教室では、ドリルの宿題とノートの宿題が毎週出ています。
ドリルは、今弾いている教本とは関係ないものを選び、まんべんなく、音楽の「楽典」と呼ばれる知識を手で書いて覚えて行きます。
ノートは新しいことを説明した後に、問題を作って私が書くことが多いです。
大きい生徒さんには、ノートの宿題はあまりないです。
さあ、ピアノの前に座ったら
まず、リズムの本。
手でリズムをたたいたり、2声のリズムのひざうち。
電子ピアノのふたをたたくこともあります。
2声のリズムは、最初、苦労するのですが、だんだんとコツが分かってくると、みんな、「これ大好き!」と言ってくれます。
まずは、右手だけだったり、私が指追いしたり、ゆっくりのテンポから。
今日は、ちょっとつっこんで、最初の入り方の呼吸を手でやってみました。
リズムは1拍目が強いのは分かるけれど、そこにもっていく前の拍、つまり、4拍子なら4拍目、3拍子なら3拍目に、エネルギーがいります。
そこに、息を吸う呼吸も合わせて、それっ!
1、2、3、4っ!!
リズムを、とてもいきいきと打てるのは、ピアノを弾くうえでも大切です。
そして、やっとピアノを弾く時間
1週間、おうちで練習してきたものを聴かせてもらいます。
ちょっと涼しくなったせいか、今週は、すらすらと弾いてくる生徒さんが多かったです。
私は、花マルをつけるのが大好きですが、ときには「イチマル」という、とても厳しい、やっとのオマケの丸をつけることもあります。
生徒さんには「えー、イチマルー?」と、言われるのですが、曲は基本的には、とにかく止まらずに弾いて欲しい。
そのあとに言うことがいっぱいあるので・・・。
まだ時間があったら
音が読めていない生徒さんには、カード読みを。
ストップウォッチ、大活躍です。
5分、時間があれば、簡単な聴音をやったりもします。
そして、必要があれば、宿題を小さいノートに書いておしまい。
最後は必ず、笑顔で「さようなら」です。
毎日、こんな感じの30分(40分の生徒さんもいます)で、私が元気をもらっています。
個人レッスンの強みは、それぞれに合わせたレッスンができることです。
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