小学1年生、Rくんのレッスン
2017/02/02
1年半前には、片手ずつの曲を弾いていました
小学生になって初めての夏休みを過ごしているRくん。
朝にラジオ体操に行ったり、小学校のプール解放のことを
楽しそうにおしゃべり。ついさっきまでお昼寝していたんだ・・・とも。
男の子らしい所と、まだ、かわいらしい所が混ざっている感じです。
カード読みを最初にやり、ドリルの直しが少しあったので
書き直しながら、マル付け。
テクニックの本は、「ピアノ・スポーツ2」を使っています。

男の子は「バーナム」よりも、こちらの「ピアノ・スポーツ」の
方がかっこいいイメージが強いみたい。
そして、今日の難関、アルフレッドの「ブルースケール」と
いう曲。もう何回かレッスンしているので、下りの音階がとても
上手になりました。ホント、すらすら弾いています。
この曲は、ブルースらしく、フラットのシやミが使われていて
私が最初の日に弾いてあげた時から、やる気満々でした。
昔のバイエルとは違い、音階もこんな素敵な曲で
自然に身についたら、楽しいと思います。
左手は、1ヶ所難しい所があるので、これから1週間
そこだけ取り出し練習です。
「バーナム」で下りの音階はこんな感じ
「バーナム」もテクニックの本なので、音階(スケール)の
練習が何度も、いろいろな形で出てきます。
音階は、両手になった時に、手の作りの都合上、半進行(鏡にする)が
一番楽に弾けます。
そしてみんな苦労するのが、両手とも上りになった時。
ここは頑張ってゆっくりゆっくり練習。そして練習が
足りなくなりやすいのが、下りの練習です。
バーナム2巻の「階段を下りよう」には「スケールは、上がる方だけがじょうずに
なりがちですから、おりる方も、よく練習しましょう。」と
書いてあります。左手が4ばん指の下をくぐるというのは、かなり
難しいと私も思います。
この下りのスケールが活かされるのが、「ブルグミュラー25番練習曲」の
ラストの「貴婦人の乗馬」です。2~3年後くらいに弾けるようになるといいな。
Rくんはロックンロールやブルースがお好みなので、違った道をゆくかもしれません。
楽しみです。
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