この頃、うれしかったこと
2018/03/18
不器用な男の子
男の子の生徒さんは、女の子に比べて、指がうまく動かないことが多いです。
ピアノはとても好きなのに、どうしても4の指がうまく使えなくて3の指になってしまっていた男の子、この前のレッスンで4の指が独立して動くことに気が付きました。1年生です。
私も、あまり毎回毎回言うのも、体の発達の関係からきているのでかわいそうかなあと思って、ずっと3の指でもよしとしていたのが、動いた。これはうれしい。
また、年中さんの男の子。左右の手の動きさえあやしかったのに、おうちでの練習の成果があらわれて、左から右へ、右から左への手の動きがスムーズになってきました。両手の曲も少しだけ弾けるようになってきてうれしい。
ピアノの音の違いが分かる女の子
この生徒さんは、大きな声で言ってはいけないですが、練習はあまり好きでない。でもピアノが大好き。
2台のピアノが並んで、古い方のピアノを初めて弾いた瞬間、「あっちのピアノも鳴っている!」と言いました。すごい!そんな音を聴いているなんて。
私も、頭では1台のピアノが鳴れば、向こうのピアノも共鳴すると分かって聴いていますが、それを知らずに、上のことを言ってのけた彼女の耳はすばらしい。
もうちょっとコンスタントに練習ができると、もっと早くマルがついて、深いところまで教えられるのにな。
この間のレッスンで「まめまき」のうたの「おには、こっそりにげていく」のリズムがなかなかうまくできなくて、ビデオを撮るのを口実に10回くらい弾かせたら弾けました。
毎日、2回ずつでも練習してくれたらいいのになあ。
この曲は苦戦していまして、3回目でやっと合格です。
このビデオを撮る時にも彼女のこだわりがあって、「古い方のピアノの音が、私は好き」とのことでした。
手前が古いピアノです。
レッスンについて来て下さるおばあちゃんに言われたこと
小さい生徒さんのお母さんやおばあちゃんには、レッスンの後ろや横で見ていただいていたのですが、なんと「私もピアノをやってみたくなりました」と言われました。
ひょえー!びっくり。
今まで、まったくピアノというものに触れてきたことがなかったのだけれど、お孫さんのレッスンを聴いていて、ピアノの音が心安らぐので弾いてみたくなりました、ということでした。
保護者さまという感覚で接していたので、そういう想いを持っていただけたことは、すごくすごくうれしいことです。
大人のレッスンは子供とはまた全然ちがうので、これから大人用の楽譜も研究して勉強しながら、お受けしたいと思っています。
先日、オリンピックのハーフパイプを見て私がまず思ったことは、あんなに上でくるくる回って、空は青いし、気持ちいいだろうなということ。
スケートやスキーはよくテレビで見るけれど、スノボのあんなワザは初めて見ました。
スノボ自体、私からは遠い所にあります。
でも、運動神経がもう少しよくて、ケガの心配がなかったら、普通のスノボでいいからすべってみたい、そんなふうに思いました。
ピアノも、まったく縁がなかったのに、なにかの瞬間にふと近づくと、弾いてみたくなる素敵な楽器だと思っています。
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