ピアノ教室でのドリル・ワーク
おんぷ・にこにこ・ワーク4が終わりました。
もう、レッスンが軌道にのってくると、少し説明だけして、宿題になることが多いドリルやワーク。
大体、毎週1ページの宿題なので、年間で約40ページくらい、出来ます。
今は本当に、いろいろなドリルが出ていて迷います。
ぬりえから始まる小さいお子さん向けのもの、聴音つきのもの、リズムがかなり入っているものまで、さまざまです。
シリーズで1からずっと使っていくと、弾いているほうが早く進み、ドリルは追いかけてやることになりますが、書いて覚えることも大事だと思い、あまり抜かないようにしっかりやっています。
はじめのころは幼稚園児だったのね
おととし、昨年にかけては、週1しか私がレッスンができない状況の中、通い続けてくれている生徒さん。
今日、表紙に「たいへんよくできました」のシールを貼りながら、一番最初をいっしょに見てみました。
「あれっ、こんなので100点もらってる!!」とご本人の弁。
「そうだよね。幼稚園のころだから、ト音記号を書くのも、難しかったんだよね。」とふり返りました。
小さい生徒さんに教えるときには、始めは簡単に右手と左手として記号を覚えてもらっています。
それから、ページをパラパラとめくり、途中。
このリズムを書くページにはてこずり、何度も消したあとがあります。
あまりに、間違いが多い時には、私は直しをもう1週間かけてやってきてもらいます。
かわいいアメで書いてあるけれど、おんぷ、きゅうふを分けて考えて書くのも、いい勉強です。
「きれいなところも撮って。」と言われたので、こんなページも。
ト音記号のドレミファソ、ヘ音記号のドレミファソの復習のところです。
すらすら、書けています。
ピアノを弾くだけでは覚えにくいことを、書くことで覚える大切さ
特に最初の頃は、ト音記号、ヘ音記号を書くだけでも大変です。
何週がやらないと場所が分からなくなっています。
やはり、定着にはくりかえしが大切。
ブルグミュラーまで進んだ生徒さんの場合でも、「ファにシャープを書いて」と言うと、音符の右側にシャープを書いたりします。
いつも見ているはずの、シャープがどちらか分からなくなるのです。
これは、漢字を覚えるのと同じ。
手を動かしたほうが、早く覚えます。
それから、何回も出てきて、くりかえすこと。
そのためには、今のドリルやワークは、とてもうまく出来ていると思います。
週に1ページでいいから手を動かして、音楽の仕組みを覚えること。
学校の音楽にも強くなると思って、続けています。
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