導入がうまくいった生徒さんはピアノが楽しくなる
2017/04/28
音符が読める、リズムがわかる
秋頃から増えてきた、生徒さん。
まっさらな状態でピアノ教室に習いに来てくれたお友達も、音楽教室からうつってきたお友達もだんだんと勢いが出てきました。
導入の指導はいつでも大変緊張します。
ドレミファソラシドというのは音が高くなっていくこと、そして五線に書くとどうなるのか。
リズムはなぜ黒に棒だったり、白に棒だったりで長さが変わるのか。
私には当たり前のことでも、小さい生徒さんに教えるのはとても難しいです。
だから、あれこれ言い方を変えながら、毎回のレッスンで何度も確認を・・・。
だんだん、両手の曲に入り、楽しくなってきました。
大譜表の読み方
両手になると、右手と左手が2段になって書かれていて、たてのラインに音が並んできます。
これを一瞬で読んで、指番号もヒントにしながら、音に変える作業は脳もフル活動です。
また、楽譜は左からどんどん流れていて、段が変わる時には下の段に素早く目を走らせなければいけないこと、難しいですね。
私は、最初、なるべくゆっくり指追いしてあげながら弾かせるようにしています。
童謡など、知っている曲はモチベーションも上がるので、弾ける範囲で取り入れながらレッスン。
音をよく聴こう
両手になってくると、左右のバランスもとても重要になります。
うたを担う手の方を強く、伴奏はごく弱く、これは1年生までに身につけたいワザです。
自分の音をよく聴いて、私もいろいろなバランスで聴かせて、だんだん自分で一番いいバランスを見つけられるように。
本当の導入が終わると、生徒さんそれぞれに、バーナムやピアノスポーツ、バスティンテクニックなどの本も持ってもらっています。
和音が出てきたり、たたたたで走る曲があったり、はねる曲があったりで、だんだんとピアノの奏法を勉強していきます。
テクニックの本は短く作られていて、目的が分かりやすいので、みんな大好きです。
これから、一番過ごしやすい季節です。
せっかく始めたピアノ、たくさん弾けるといいですね。
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