絶対音感が身につくレッスン。安城市・三河安城駅付近でピアノ教室をお探しなら、お気軽にお電話ください。

きしたピアノ教室@安城市

ピアノの指使いって決まっているの?

   

基本的な指使いは決まっています

ピアノの鍵盤は88鍵。

たった5本しかない指、両手を足しても、10本の指で、同時に鳴らしたり、早ワザで弾いたりするのですから、決まりがあります。

まず、導入は5本の指でひくことのできる曲から練習するので、大丈夫。

そのうちに、チューリップの後半部分、ソソミソララソーや、子犬のマーチの後半、ファーラーソーミーなど、ラが出てきて、学校ではどう教えているのだろうと疑問に思うことがあります。

ピアノ教室に入ったからには、5の指を連続してソラと使うなんていうことにはならないようにしたいものです。

「ぴあのどりーむ」の教本には、新しい指のワザが出てくるたびに、「ゆびちぢめ」「ゆびひろげ」「ゆびくぐり」などと書いてあります。

初歩の指使いのワザですね。

音階は特に大切

「バーナム」には何回かに分けて、音階、つまり、ドレミファソラシドのような音の階段の弾き方が出てきます。

音楽は、今私が弾くような曲でも、結局は和音やら音階やらの集まりです。

それを、めちゃくちゃの指で弾くとなると、時間のムダ、練習のムダにもなります。

「ハノン」は指を鍛える本でもありますが、後ろには、全部の長調、短調の音階が載っています。

音階は1の指で指くぐりをする部分が特に大切なので、1という数字をよく見ること。

下りの指使いは4や3とわざわざ書いてあるところが大切です。

音階は調によって、指使いが変わります。

なるべく黒鍵で指くぐりをしないためです。

古典派のソナチネあたりから、バリバリ音階の連続の曲が増えてくるので、きれいに弾くとびっくりするほどいい曲に仕上がります。

でも、指使いが間違っていると変なところで音が切れたり、黒鍵に指がのったりして、でこぼこの音楽になってしまうことも。

指使いは、具体的には、次に予期しない音が出てくる場合のためと、なめらかに弾くためにあると思っています。

和音の指使い

これは、とても早い段階で出てきます。

ドミソ、シファソは基本なので、とにかく何度も弾いて、指に覚えさせること。

両手でも、意外と弾きやすい和音です。

でも、ト長調になって同じように右手の和音を弾くと、あれれ?

ピアノの和音指使い

もっといい指使いはないの?と、思うくらい、弾きにくい。

ファドレのファのシャープに1の指(なんと指の中で一番短い親指)を乗せるので、非常にやりにくいのです。

子供の生徒さんには、ファもドもレも鍵盤の奥を弾くと弾きやすいよ、ということを教えます。

中指の骨がまっすぐになる手の形でピアノを弾くのが一番自然です。

ファを弾く時に、1の指だけ奥を弾こうとすると、手が斜めになってしまいます。これはダメ。

 

そして今度は、ハ長調でも、ドミソ、シレソになるととても弾きにくいです。

両手の和音の指使い

両手の指使いが微妙に違うので、迷ってしまいます。

これも、人間の指は1と2の指が開きやすいことからきていると思われますが、一度しっかり覚えておかないと、あとあと、ずっと同じことで苦労します。

違う調になった場合でも、和音の指使いは基本的には同じです。

指使いは守らなくちゃいけないの?

導入では、ほとんど守ってもらっています。

理由は、「将来、正しい指使いを自分で使えるようにするため」。それにつきます。

間違った指で、何回も練習してしまうと、その間違ったクセのまま弾いて、どこかでツケがまわってくる。

新しい曲の譜読みの時に、時間がかかってしまう。

いいことはないです。

ただ、「バッハインベンション」あたりまでくると、話が違ってきて、本の出版社により指使いの相性が出てきます。

それまでは、音、リズム、指使いは同じくらいしっかり見て弾いて欲しいと思っています。

ピアニストの指使い

ピアニストの脳この本によると、ピアニストが指使いの書いてない初めての曲を2回弾いた場合、2回ともほぼ同じ指使いで弾くそうです。

プロのピアニストは、「こういう音符の並びにはこの指使いを使う」というパターンが脳の中に蓄えられていて、安定した指使いを選択できるのだそうです。

 - ピアノ練習について, 今日のレッスンの内容

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

グランドピアノの中身
ピアノ教室に行くとうまく弾けない!!

「おうちでは、もっとうまく弾けたのに・・・」 時々、生徒さんがレッスンで言います …

ちょうちょうコード奏法
安城市立桜町小の就学時健診があったようですね。

桜町小へ来春入学予定のみなさん、小学校はどうだったかな。 数年前に、初めて子供を …

両手の弾き方
導入がうまくいった生徒さんはピアノが楽しくなる

音符が読める、リズムがわかる 秋頃から増えてきた、生徒さん。 まっさらな状態でピ …

お母さんのピアノの悩み
4歳から7歳の生徒さんのピアノ、お母さんはどこまで関わればいい?

幼児の場合、お母さんと離れたくない・・・ 4歳といえば、ヤマハ幼児科に入る歳です …

ピアノ・スポーツ2巻
小学1年生、Rくんのレッスン

1年半前には、片手ずつの曲を弾いていました 小学生になって初めての夏休みを過ごし …

ピアノを弾く時の足
小学生低学年までの生徒さんがピアノを弾く姿勢は?

ピアノの足台のいろいろ 今は、発表会でもコンクールでもきちんと足台を置いて 演奏 …

ピアノ楽譜
自分で楽譜を開くこと・・2分の節約

楽譜を自分で開く重要性 レッスン室に元気に来て、楽譜をポンと置いて座り、弾き始め …

安城市の風景4月
4月なのに寒いですね

安城は麦の穂が揺れています 昨日、今日と、4月とは思えない寒さです。今朝はまた …

ピアノ補助台
ピアノを弾く時の姿勢

ピアノを弾く時、足はどこにある? 先週から今週にかけて、生徒さんに、ピアノを弾く …

合唱 ピアノ伴奏 画像 
学校の合唱のピアノ伴奏を引き受けること

これから、学芸会、文化祭、合唱コンクールの季節です きしたピアノ教室でも、規約に …